最近発売され、話題になっていたエンジニアのためのマネジメントキャリアパスを読みました。
エンジニアとしてまだまだ技術的に未熟なので、ソフトウェアよりの勉強ばかりしているのですが、自分の年齢を考えたときに、マネジメントについても知見が必要になってくると思い、購入しました。
この本は、題名の通り、エンジニアのマネジメントキャリアパスについて書かれています。
メンターから始まりテックリード、人の管理、チームの管理、管理者の管理、経営幹部、文化構築と、各職責ごとにどのように振舞うべきかを教えてくれます。
あくまでエンジニアのキャリアパスであって、他の業種のマネジメントとは異なりとにかくどの職責でも技術に関しては、おざなりにしてはいけないことを強調しています。
特に印象的だったのはブリリアントジャークについてです。
ブリリアントジャークとは、
自己中心的で周りから恐れと嫌悪の入り混じった気持ちを抱かせる。
技術力は高いがそれにしがみつき、技術力以外は認めない
仕事はできるのでやめさせるのは至難
こう言うエンジニアってたまにいる気がしますね。
これの解決策は、第一に雇わないこと、だそうです。
(しっかり対応策も書いてありますよ)
なかなかのボリュームなので、全部読むのはそれなりに時間もかかりましたが、とにかくマネジメントは最初から誰でもできることではなく、向上させる必要があることがわかりました。いきなりできる人なんでそりゃいませんよね。
とても実践的な内容が書かれているため、昇進することがあれば、また読むことになりそうです。