サカナ未遂

プログラミング、筋トレ、子育て

レビューの低評価の理由が『完全初心者向けじゃない』について思うこと

 

技術書を買う時に、ショッピングサイトのレビューを見て、買うかどうか決める人は多いと思います。

 

私も技術書を買う場合にはよく参考にしています。

ただ、たまにこの理由で低評価はどうなんだろう?

と感じることがあるのでそれについて書いてみたいと思います。

 

初心者向けだと思ったけど違った

違和感というか残念に思うのがこの理由です。

確かに「やさしい○○入門」とか「初めての○○」とか入門者向けをタイトルに付けているのに、難解なものは低評価を付けたくなるのも無理はないです。

 

ただこのタイトルの場合、以下のパターンが考えられます。

A.まったくのプログラミング初学者向け

B.他の言語を習得しているプログラマー向けの新しい言語の入門編

 

で、低評価をつける人は、Aの方々ではないかと思われます。

プログラミングは、ある程度知っている人と、まったく何も知らない人とで学習を開始するスタートラインはまったく異なります。

例えば、初学者の場合

Ruby勉強始めたけど、出てくる単語がそもそも解らない。

 →クラス?インスタンス?継承?そもそもオブジェクト指向ってなに?

Ruby on Railsを学習したいのにLinuxコマンドなど環境に関する操作出てきて混乱する

 →今どのディレクトリにいるの?、今作ったファイルはどこにあるの? 

などなどあると思います。

ただ、特定のプログラミングの技術書で、そこまで掘り下げるのは難しいと

割り切るのも必要かと思います。

そのような基礎的なところ、環境周りを1から記載していてはページがいくらあっても足りません。

なのでその辺りは、省略されていてもしょうがないかなと。

 

あらかじめどのレベルの読者を対象にしているか明記している本もありますが、ショッピングサイトには対象レベルを書いていないことがほとんどです。

絵本などは対象年齢の記載がありますし、技術書もショッピングサイトに対象レベルを簡単に書いていてくれると購入者も分かりやすいのになぁと思います。

 

 エンジニアなりたいなら

 入門者向けの本を買って、難解だからといって低評価をしてしまう気持ちも分かりますが、一度自分のスキルを見直し、どの部分が理解できないのかを掘り下げる必要があります。

実際の業務では全て仕様書やマニュアルに書いてあるわけではありません。

正解がないこと、実現方法が解らないことに対して問題解決していく能力が必要となります。

その練習の第一歩として本で理解できないところを、インターネットなどで検索、勉強会に参加してきくなどして解決することで己をスキルがアップしていくのではないかと考えています。

 

プログラムの勉強は範囲が広く深いです。

最近はオンラインで動画で学習できるサイトもありますし、低評価をつける前に自分の成長のチャンスと思って頑張りましょう。